栄養豊富で独特の風味が魅力のレバーですが、「いざ使いたい!」と思ったときに、どこで手に入るのか迷った経験はありませんか?身近なスーパーはもちろん、実はさまざまな場所で販売されています。
この記事では、レバーが購入できる主な販売店それぞれの特徴をはじめ、牛・豚・鶏といった種類の違い、そして何より大切な鮮度の見分け方まで、わかりやすくご紹介します。さらに、レバー特有の臭みを抑えるための下処理方法や、正しい保存方法、人気のレシピまで網羅しました。この記事を読めば、あなたもきっと美味しいレバー料理が作りたくなるはずです。
レバーはどこに売ってる?主な販売場所をご紹介

レバーは私たちの食生活に身近な食材であり、さまざまな場所で手に入れることができます。それぞれの販売場所によって、取り扱っているレバーの種類や鮮度、価格帯などが異なります。ここでは、代表的な販売場所を4つご紹介し、それぞれの特徴やどんな人におすすめなのかを詳しく解説していきます。ご自身のライフスタイルや求めるレバーの種類に合わせて、最適な購入場所を見つけてみましょう。
身近で便利!スーパーマーケットの精肉コーナー
価格も比較的安価で、普段の料理に気軽に取り入れやすいでしょう。ただし、店舗の規模や仕入れ状況によっては、牛レバーの取り扱いがなかったり、品揃えが限られていたりする場合もあります。また、閉店間際になると鮮度が落ちている可能性も考えられます。
スーパーマーケットでの購入は、「まずは気軽にレバー料理を試してみたい」という初心者の方や、日々の食事に手軽に取り入れたい方におすすめです。購入する際は、なるべく新鮮なものを選ぶために、消費期限やドリップ(赤い肉汁)が出ていないかをしっかりと確認しましょう。
専門店のこだわり!精肉店・食肉卸売店
スーパーではあまり見かけないような希少な部位や、牛レバーなど種類も豊富に取り揃えていることが多いでしょう。また、対面販売が基本なので、お店の人にその日のおすすめを聞いたり、調理方法についてアドバイスをもらえたりするのも嬉しいポイントです。
ただし、スーパーに比べると価格は少し高くなる傾向があります。また、営業時間が限られている場合もあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。「レバー本来の美味しさを味わいたい」「少し特別な料理に挑戦したい」という方は、ぜひ一度、お近くの精-肉店を訪れてみてください。
意外な穴場?業務用スーパーやコストコ
鶏レバーや豚レバーが冷凍の状態で販売されていることが多く、ストックしておけばいつでも使いたいときに使えて便利です。冷凍品だからといって品質が劣るわけではなく、適切に下処理・冷凍されているため、美味しくいただけます。
ただし、量が多いため、購入前に冷凍庫のスペースを確保しておく必要があります。また、一度に使い切れない場合は、小分けにして冷凍保存するなどの工夫が必要です。コストパフォーマンスを重視する方や、レバーを頻繁に料理に使う方は、業務用スーパーやコストコをチェックしてみる価値があるでしょう。
通販でも手に入る!オンラインショップの活用法
オンラインショップの最大のメリットは、自宅にいながら全国各地のさまざまな種類のレバーを取り寄せられる点です。 スーパーでは見かけないような黒毛和牛のレバーや、新鮮さを売りにした朝どれレバーなどを購入することも可能です。
ただし、送料がかかる場合が多く、実際に商品を見て選ぶことができないというデメリットもあります。購入する際は、ショップの口コミや評価をよく確認し、信頼できるお店を選ぶことが重要です。また、商品は冷凍便で届くことがほとんどなので、受け取り日時や冷凍庫の空き具合も考慮しておきましょう。
牛・豚・鶏だけじゃない!レバーの種類とそれぞれの特徴

レバーと一括りに言っても、その種類はさまざまです。スーパーなどでよく見かけるのは牛、豚、鶏のレバーですが、それぞれに味や食感、栄養価が異なります。ここでは、それぞれのレバーの特徴を詳しく解説します。特徴を知ることで、作りたい料理に合ったレバーを選ぶことができるようになります。
濃厚な味わいの王様「牛レバー」
牛レバーは、ねっとりとした食感と、濃厚でコクのある味わいが特徴です。 鉄分を非常に多く含んでおり、貧血予防に効果的な食材としても知られています。 かつてはレバ刺しとして生で食べられることもありましたが、2012年7月以降、食中毒のリスクから牛レバーの生食は法律で禁止されています。
現在では、焼肉や炒め物など、必ず加熱調理して食べることが義務付けられています。 豚や鶏のレバーに比べて独特の風味が強いため、下処理を丁寧に行うことが美味しく食べるポイントです。牛乳に漬け込むなどして、臭みを取り除いてから調理するのがおすすめです。
| 特徴 | 詳細 |
|---|---|
| 食感 | ねっとりとしていて、なめらか |
| 味わい | 濃厚でコクがあり、独特の風味 |
| 栄養 | 鉄分、ビタミンA、ビタミンB群が豊富 |
| 主な調理法 | 焼肉、レバニラ炒め、煮込み料理 |
| 注意点 | 生食は禁止。中心部まで十分に加熱が必要 |
ビタミン豊富で使いやすい「豚レバー」
豚レバーは、牛レバーに比べるとややしっかりとした歯ごたえがあり、さっぱりとした味わいが特徴です。 ビタミンAやビタミンB群が特に豊富で、栄養価の高さも魅力です。価格も牛レバーより手頃なことが多く、日常の食卓に取り入れやすいレバーと言えるでしょう。
豚レバーも牛レバー同様、E型肝炎ウイルスなどのリスクがあるため、生食は禁止されています。 調理する際は、中心部までしっかりと火を通すことが大切です。レバニラ炒めや唐揚げ、カツなど、さまざまな料理に活用できます。臭みが気になる場合は、牛レバーと同様に血抜きをしたり、牛乳に漬けたりする下処理を行うと、より食べやすくなります。
| 特徴 | 詳細 |
|---|---|
| 食感 | ややしっかりとした歯ごたえ |
| 味わい | 牛レバーよりさっぱりしている |
| 栄養 | ビタミンA、ビタミンB群が特に豊富 |
| 主な調理法 | レバニラ炒め、唐揚げ、竜田揚げ、煮物 |
| 注意点 | 生食は禁止。中心部まで十分に加熱が必要 |
なめらかな食感の「鶏レバー」
鶏レバーは、なめらかでとろりとした食感と、クセが少なくマイルドな味わいが特徴です。牛や豚のレバーに比べて臭みが少ないため、レバーが苦手な方でも比較的食べやすいでしょう。 鉄分や葉酸が豊富に含まれており、特に妊婦さんにもおすすめの食材です。
鶏レバーは、甘辛煮やパテ、焼き鳥などでよく使われます。 ハツ(心臓)と一緒になった「肝」として売られていることも多いです。 鶏レバーもカンピロバクターなどの食中毒菌が付着している可能性があるため、新鮮なものであっても生食は避け、十分に加熱してから食べましょう。 下処理は、脂肪や血の塊を取り除き、水にさらす程度で十分な場合が多いです。
| 特徴 | 詳細 |
|---|---|
| 食感 | なめらかで、とろりとしている |
| 味わい | クセが少なくマイルド |
| 栄養 | 鉄分、葉酸、ビタミンAが豊富 |
| 主な調理法 | 甘辛煮、しぐれ煮、パテ、焼き鳥 |
| 注意点 | 生食は避ける。中心部まで十分に加熱が必要 |
美味しさが格段にアップ!新鮮なレバーの見分け方

レバー料理を美味しく作るためには、何よりも新鮮なレバーを選ぶことが重要です。 鮮度が落ちたレバーは、臭みが強くなるだけでなく、食感も悪くなってしまいます。スーパーや精肉店でレバーを選ぶ際には、これから紹介する3つのポイントをしっかりとチェックして、美味しいレバーを見極めましょう。
見た目でチェック!色とツヤの重要性
まず最初に確認したいのが、レバーの色とツヤです。新鮮なレバーは、みずみずしいツヤとハリがあり、角がピンと立っています。 種類によって理想的な色は異なりますが、共通して言えるのは、鮮やかで血色の良い色をしているということです。
- 牛レバー: 赤褐色で、ツヤがあるもの
- 豚レバー: あずき色や赤紫色で、鮮やかなもの
- 鶏レバー: 赤黒く、光沢があるもの
逆に、時間が経って鮮度が落ちてくると、全体的に色がくすんできたり、黒ずんだり、白っぽくなったりします。 また、パックの中にドリップ(赤い汁)がたくさん出ているものも、鮮度が落ちているサインなので避けるようにしましょう。
触って確認!ハリと弾力があるか
もし可能であれば、レバーの弾力も確認したいポイントです。パックの上から軽く指で押してみて、ぷりっとしたハリと弾力が感じられれば、それは新鮮な証拠です。
鮮度が落ちてくると、水分が抜けてしまい、ぶよぶよとした感触になったり、ハリがなくなってきたりします。特に、カットされているレバーの場合は、切り口がだれていないかどうかもチェックしましょう。 新鮮なレバーは、包丁で切った断面がしっかりとしています。
対面販売の精肉店であれば、お店の人に断ってから少し触らせてもらうか、弾力について尋ねてみるのも良いでしょう。
臭いは鮮度のバロメーター
レバー特有の臭いが苦手という方は多いですが、実は新鮮なレバーは、それほど強い臭いはありません。 鮮度が落ちるにつれて、アンモニア臭のようなツンとした不快な臭いが発生してきます。
パック詰めの場合は臭いを確認するのが難しいですが、もしパックを開けたときに強い臭いを感じたら、調理を控えた方が良いかもしれません。
購入する際には、これらのポイントを総合的に判断して、できるだけ新鮮なレバーを選ぶように心がけましょう。
臭み知らずに!家庭でできるレバーの下処理と保存方法

新鮮なレバーを選んだら、次に行いたいのが「下処理」です。レバー特有の臭みは、主に血や血管に残った血液が原因です。この下処理を丁寧に行うことで、レバーの臭みが驚くほど軽減され、格段に美味しくなります。また、すぐに使わない場合の正しい保存方法も知っておくと、レバーを無駄なく活用できます。
基本の「血抜き」で臭みを元から断つ
レバーの下処理で最も重要なのが「血抜き」です。 これを行うだけで、臭みの原因を大幅に取り除くことができます。
- 切り分ける: まず、レバーを食べやすい大きさに切り分けます。このとき、白っぽい脂肪の部分や、血管(管状の部分)があれば、包丁で丁寧に取り除きましょう。 特に鶏レバーの場合、ハツ(心臓)が付いていることがありますが、ハツも縦半分に切って中の血の塊を洗い流します。
- 水にさらす: ボウルにレバーとたっぷりの水を入れ、優しく揉むように洗います。水が赤く濁ったら、水を替えながら数回繰り返します。
- 流水にさらす: 最後に、5分〜10分ほど流水にさらします。 これで、レバー内部に残っている血をしっかりと洗い流すことができます。
この血抜き作業は、牛・豚・鶏、すべてのレバーに共通する基本の下処理です。 時間がない場合でも、水で数回洗うだけでも効果があるので、ぜひ実践してください。
牛乳や塩水に漬ける効果的な方法
基本の血抜きに加えて、牛乳や塩水に漬け込むと、さらに効果的に臭みを取ることができます。
- 牛乳に漬ける: 血抜きをしたレバーをボウルに入れ、ひたひたになるくらいの牛乳を注ぎ、15分〜30分ほど置きます。牛乳の脂肪分がレバーの臭み成分を吸着してくれるため、風味がマイルドになります。特に、臭みが強いとされる牛レバーや豚レバーにおすすめの方法です。
- 塩水に漬ける: ボウルに水と塩(水1カップに対し塩小さじ1程度)を入れ、血抜きしたレバーを10分〜20分ほど漬け込みます。浸透圧の働きで、レバー内部の血や臭みが外に出てきやすくなります。
どちらの方法も、漬け込んだ後はキッチンペーパーで水気をしっかりと拭き取ってから調理に使いましょう。
すぐに使わない時の正しい冷凍・解凍方法
レバーは傷みやすい食材なので、購入したらその日のうちに調理するのが理想です。 もし使い切れない場合は、下処理を済ませてから冷凍保存しましょう。
- 冷凍方法: 血抜きなどの下処理を済ませたレバーの水気をキッチンペーパーでよく拭き取ります。1回分ずつ小分けにしてラップでぴったりと包み、さらに冷凍用の保存袋に入れて空気を抜いてから冷凍庫へ入れます。 薄く平らにして冷凍すると、急速に凍らせることができ、解凍も早くなります。
- 保存期間: 冷凍したレバーの保存期間の目安は約2〜3週間です。 長期間保存すると風味が落ちてしまうため、なるべく早めに使い切りましょう。
- 解凍方法: 使うときは、冷蔵庫に移して自然解凍するか、急ぐ場合は流水解凍がおすすめです。 電子レンジでの解凍は加熱ムラができやすいので、あまりおすすめできません。
下処理をしてから冷凍しておけば、使いたい時にすぐに調理に取り掛かれるのでとても便利ですよ。
今夜のおかずに!レバーを使った絶品レシピ

丁寧に下処理した新鮮なレバーが手に入ったら、さっそく料理に挑戦してみましょう。レバーは炒め物から煮込み料理、洋風のパテまで、幅広い調理法で楽しむことができます。ここでは、家庭でも手軽に作れて人気の高い、定番のレバーレシピを3つご紹介します。
定番中の定番!レバニラ炒め
レバー料理の王道といえば、やはりレバニラ炒めです。スタミナ満点で、ご飯が何杯でも進む美味しさです。
豚レバー(または牛・鶏レバー): 200g
ニラ: 1束
もやし: 1/2袋
(下味用)醤油、酒: 各小さじ1
(下味用)おろし生姜、おろしにんにく: 各少々
片栗粉: 大さじ1
(合わせ調味料)醤油、酒、オイスターソース: 各大さじ1
(合わせ調味料)砂糖: 小さじ1
* ごま油: 大さじ1
作り方
- レバーは下処理後、食べやすい大きさに切り、下味用の調味料を揉み込んで10分ほど置きます。
- ニラは4〜5cm長さに切り、もやしは洗って水気を切っておきます。合わせ調味料は混ぜ合わせておきます。
- 調理直前にレバーの汁気を軽く切り、片栗粉をまぶします。
- フライパンにごま油を熱し、レバーを炒めます。色が変わったらいったん取り出します。
- 同じフライパンでもやしを炒め、しんなりしたらニラとレバーを戻し入れます。
- 最後に合わせ調味料を回し入れ、全体に絡めたら完成です。
甘辛味が食欲をそそる!レバーのしぐれ煮
鶏レバーを使った甘辛いしぐれ煮は、ご飯のお供にもお酒のアテにもぴったりの一品です。 冷めても美味しく、常備菜としても重宝します。
鶏レバー: 300g
生姜: 1かけ
(煮汁)醤油、酒、みりん: 各大さじ3
(煮汁)砂糖: 大さじ2
* 水: 100ml
作り方
- 鶏レバーは下処理をして、大きければ半分に切ります。生姜は皮付きのまま薄切りにします。
- 鍋に煮汁の材料と生姜を入れて火にかけ、煮立ったらレバーを加えます。
- 再び煮立ったらアクを取り除き、落し蓋をして弱めの中火で15〜20分ほど煮ます。
- 煮汁が少なくなり、とろみがついてきたら火を止めます。
- 粗熱が取れるまでそのまま置いておくと、味がよく染み込みます。
ワインにも合う!鶏レバーのパテ
少しおしゃれな一品に挑戦したいなら、鶏レバーのパテがおすすめです。 なめらかな口当たりと濃厚な味わいは、バゲットやクラッカーに塗っていただくと絶品です。
鶏レバー: 200g
玉ねぎ: 1/4個
にんにく: 1かけ
バター: 20g
ブランデー(または赤ワイン): 大さじ1
生クリーム: 50ml
塩、こしょう: 各少々
オリーブオイル: 小さじ1
作り方
- 鶏レバーは下処理をしておきます。玉ねぎとにんにくは薄切りにします。
- フライパンにオリーブオイルとバターの半量、にんにくを入れて弱火で熱し、香りが出たら玉ねぎを加えてしんなりするまで炒めます。
- 鶏レバーを加えて中火で炒め、色が変わったらブランデーを加えてアルコールを飛ばします。
- フードプロセッサーに3と生クリーム、残りのバター、塩、こしょうを入れ、なめらかになるまで攪拌します。
- 容器に移し、冷蔵庫で冷やし固めたら完成です。
まとめ:美味しいレバーはどこに売ってるかを知って、料理の幅を広げよう!

今回は、「レバーはどこに売ってる?」という疑問にお答えすべく、主な販売場所から種類ごとの特徴、新鮮なレバーの見分け方、下処理、保存方法、そしておすすめのレシピまで詳しくご紹介しました。
レバーは、スーパーマーケット、精肉店、業務用スーパー、オンラインショップなど、様々な場所で購入することができます。 それぞれにメリット・デメリットがあるため、ご自身の目的やライフスタイルに合わせて使い分けるのが賢い選択です。
また、牛・豚・鶏といった種類によって味わいや食感が異なるため、作りたい料理に合わせて選ぶ楽しみもあります。そして何より、新鮮なレバーを選び、丁寧な下処理を行うことが、レバー料理を美味しく仕上げる最大のポイントです。
この記事を参考に、ぜひお近くのお店でお気に入りのレバーを見つけて、栄養満点のレバー料理に挑戦してみてください。きっとレバーの新たな魅力に出会えるはずです。



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