牛肉部位の値段ランキング!希少部位から安い部位まで特徴とおすすめの食べ方を解説

価格と購入ガイド

スーパーの精肉コーナーに行くと、さまざまな牛肉の部位が並んでいて、「どれを選べばいいの?」「値段がこんなに違うのはなぜ?」と迷ってしまうことはありませんか?牛肉にはたくさんの部位があり、それぞれに味、食感、そして値段が大きく異なります。もしかしたら、いつも同じような部位ばかり選んでいる、という方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では、そんな牛肉の部位を値段の高い順・安い順のランキング形式で詳しくご紹介します。なぜ部位によって値段に差が出るのか、それぞれの部位にはどのような特徴があり、どんな料理に適しているのかを、やさしく解説していきます。この記事を読めば、あなたも牛肉博士に!予算や食べたい料理に合わせて、ぴったりの牛肉を選べるようになります。特別な日のごちそうから、毎日の食卓で活躍するコスパの良い部位まで、牛肉の奥深い世界を一緒に探検してみましょう。

牛肉部位の値段ランキング!高い部位と安い部位を一挙紹介

牛肉とひと口に言っても、その価格は部位によって驚くほど異なります。特別な日に奮発して食べたい高級な部位から、毎日のお料理に気兼ねなく使えるお手頃な部位まで様々です。ここでは、まず値段の高い部位と安い部位をランキング形式でご紹介し、なぜ価格に差が生まれるのか、その理由にも迫ります。

値段が高い高級・希少部位ランキングTOP5

特別な日のディナーや、自分へのご褒美に選びたい高級部位。その多くは牛1頭からわずかしか取れない「希少部位」です。味わいはもちろん、その希少性が価格に反映されています。

順位 部位名 特徴
1位 シャトーブリアン ヒレの中心部分。究極の柔らかさと上品な味わい。
2位 ヒレ(フィレ) 脂肪が少なく非常に柔らかい赤身肉。
3位 サーロイン ステーキの王様。きめ細かい肉質と脂の甘みが特徴。
4位 リブロース 霜降りが入りやすく、濃厚な旨味とコクがある。
5位 ザブトン 肩ロースの一部。美しいサシが特徴でとろける食感。
これらの高級部位は、牛の体の中でも特に動きの少ない部分に集中しています。運動量が少ないため筋肉が発達しすぎず、筋繊維が細かくて柔らかい肉質になるのです。

比較的値段が安い!コスパの良い部位ランキングTOP5

次に、スーパーなどでも手に入りやすく、日々の食卓で大活躍してくれるコストパフォーマンスに優れた部位を見ていきましょう。値段が安いからといって味が劣るわけではなく、調理法を工夫することで絶品の料理に変身します。

順位 部位名 100gあたりの価格目安 特徴
1位 すじ肉 70円~100円 煮込むとトロトロになる。濃厚な出汁が出る。
2位 すね肉 80円~120円 筋が多いが、じっくり煮込むと柔らかくなる。
3位 ネック 120円~160円 肉質は硬めだが、旨味が非常に強い。
4位 こま切れ・切り落とし 100円~150円 様々な部位の切れ端。炒め物や牛丼に最適。
5位 バラ(カルビ) 黒毛和牛で約800円 脂身が多く濃厚な味わい。焼肉の定番。
これらの部位は、牛がよく動かす部分であることが多いです。そのため筋肉質で肉質が硬めの傾向がありますが、その分、肉本来の旨味成分が豊富に含まれているのが特徴です。

なぜ部位によって値段が違うの?

牛肉の値段が部位によって大きく異なるのには、いくつかの理由があります。

1. 希少性(取れる量の違い)
最も大きな理由が希少性です。例えば、最高級部位であるシャトーブリアンは、牛1頭(約400~600kg)からわずか2kgほどしか取れません。 一方で、もも肉やバラ肉は比較的多くの量が取れます。このように、1頭の牛から取れる量が少なければ少ないほど、その価値は高まり値段も上がります。

2. 肉質(柔らかさや味わい)
一般的に、肉質が柔らかく、霜降り(サシ)が入りやすい部位は高価になる傾向があります。 サーロインやリブロースのように、あまり動かさない背中の部分は筋肉が発達しにくく、柔らかい食感が楽しめます。 多くの人が好む「とろけるような食感」や「脂の甘み」が、価格に反映されるのです。

3. 需要と供給のバランス
特定の料理(ステーキ、焼肉など)で人気が高い部位は、需要が高まるため価格が上がりやすくなります。例えば、焼肉の定番であるカルビ(バラ肉)やハラミは、人気があるため、他の安い部位と比べると価格が高めに設定されることもあります。

4. 飼育にかかるコスト
牛肉そのものが豚肉や鶏肉に比べて高価なのは、飼育期間が長いことが大きな理由です。 牛が出荷されるまでの期間は約2年以上もかかり、その間のエサ代や人件費などのコストが価格に反映されています。 特に、良質な肉質を持つ和牛などは、特別な飼料を与えたり、長い期間をかけて丁寧に育てられたりするため、さらに高価になります。

値段が高い!一度は食べたい高級・希少部位の特徴と美味しい食べ方

ここでは、ランキングでもご紹介した高級・希少部位について、それぞれの特徴や美味しい食べ方をさらに詳しく掘り下げていきます。なぜその部位が高いのか、その理由を知ることで、より一層美味しく感じられるはずです。

シャトーブリアン

牛肉の部位の中でも「究極の部位」「肉の女王」と称されるのがシャトーブリアンです。 ヒレ肉の中央部分に位置し、肉質が最も良い部分だけを切り出した最高級品。 牛1頭からごくわずかしか取れないため、非常に希少価値が高いのが特徴です。

脂肪がほとんどなく、きめ細かな赤身肉でありながら、驚くほど柔らかい食感を持っています。 口に入れると、まるでとろけるかのようにほどけていき、上品で繊細な肉の旨味が広がります。脂っぽさがまったくないため、量を食べても胃もたれしにくいのも魅力です。

この上質な味わいを最大限に活かすなら、厚切りのステーキが一番のおすすめ。塩コショウだけのシンプルな味付けで、肉本来の味をじっくりと堪能するのが最高です。火を通しすぎると硬くなってしまうため、焼き加減はレアからミディアムレアが良いでしょう。まさに、特別な日を彩るのにふさわしい、ごちそう中のごちそうです。

ヒレ(フィレ)

ヒレは、サーロインの内側にある細長い形状の部位で、牛の体の中心に位置します。 ほとんど運動しない部分の筋肉なので、牛肉の全部位の中で最も柔らかいと言われています。 シャトーブリアンは、このヒレの一部です。

脂肪分が非常に少なく、きめ細かい肉質が特徴で、あっさりとした上品な味わいが楽しめます。 赤身肉のしっかりとした旨味を感じさせながらも、しつこさがないため、脂身が苦手な方やご年配の方にも人気が高い部位です。

おすすめの調理法は、やはりステーキ(フィレミニョン)や、薄切り肉を叩いて衣をつけたカツレツなど。 脂肪が少ないため、加熱しすぎるとパサつきやすいので注意が必要です。 バターや油との相性が良く、ソテーすることでコクと風味が増し、より一層美味しくいただけます。

サーロイン

「ステーキの王様」として不動の人気を誇るサーロイン。 牛の腰の上部にあたる部位で、その美味しさからイギリスの王様が「サー」の称号を与えたという逸話があるほどです。

きめ細かい肉質に、霜降り(サシ)がバランス良く入っているのが特徴です。 このサシから溶け出す脂の甘みと、赤身肉の濃厚な旨味が口の中で一体となり、ジューシーでとろけるような食感を生み出します。肉本来の風味を存分に味わえる部位と言えるでしょう。

最高の食べ方は、なんといってもステーキです。 1cm以上の厚切りにして焼くことで、サーロインの持つ魅力を最大限に引き出すことができます。 その他、薄切りにしてすき焼きやしゃぶしゃぶにしても、脂の旨味が野菜など他の具材と絡み合い、格別の美味しさを楽しめます。

リブロース

リブロースは、肩ロースとサーロインの間に位置する、あばら周辺の部位です。 牛肉の部位の中でも特に霜降りが入りやすく、見た目にも美しいサシが特徴的。

肉質は非常にきめ細かく柔らかで、赤身と脂身のバランスが絶妙です。脂の甘みとコク、そして肉の濃厚な旨味が一体となっており、牛肉らしい力強い味わいを堪能できる部位として人気があります。

厚切りにすればジューシーなステーキに、塊肉であれば豪華なローストビーフにするのがおすすめです。 また、薄切りにしてもその美味しさは健在で、すき焼きしゃぶしゃぶにすると、肉の旨味がだしに溶け出し、最後まで美味しくいただけます。 まさに、どんな料理にも合う万能な高級部位と言えるでしょう。

ザブトン

ザブトンは、肩ロースの一部で、牛1頭から数kgしか取れない希少な部位です。 座布団のように四角い形をしていることから、この名前が付きました。

肩ロースの中でも特に美しいサシ(霜降り)が入っており、まるで芸術品のような見た目をしています。 焼肉店では「特上カルビ」や「特上ロース」として提供されることも多い高級部位です。

口に入れると、上品な脂がとろけ出し、濃厚な旨味と甘みが一気に広がります。食感は非常に柔らかく、後味は意外にもあっさりとしています。この極上の味わいを活かすなら、さっと炙る程度の焼肉が最適です。焼きすぎず、肉の色が変わるくらいでいただくのが、ザブトンの美味しさを最も引き出すコツです。

値段が安い!普段使いにおすすめの牛肉部位と活用レシピ

高級部位も魅力的ですが、毎日の食卓には、手頃な価格で美味しい牛肉を取り入れたいものです。値段が安い部位は、硬かったり筋が多かったりすることもありますが、それぞれの特徴を理解し、調理法を工夫することで、驚くほど美味しくなります。ここでは、普段使いにぴったりのコスパ抜群な牛肉部位と、その魅力を最大限に引き出す活用レシピをご紹介します。

バラ(カルビ)

バラ肉は牛のお腹まわりの部位で、焼肉屋さんでおなじみの「カルビ」として知られています。 赤身と脂肪が層になっており、脂身が多く、こってりとした濃厚な味わいが特徴です。 その分、価格はロースなどに比べると比較的安価で手に入りやすいのが魅力です。

脂の旨味が強いため、焼肉にすると香ばしさが引き立ち、ご飯がどんどん進む美味しさです。 また、薄切り肉は牛丼やすき焼きにぴったり。 脂のコクがタレや他の具材と絡み合い、料理全体に深みを与えてくれます。ブロック肉であれば、角煮などの煮込み料理にするのもおすすめです。 下茹でして余分な脂を落とすことで、より食べやすくなります。

もも

もも肉は、牛の後ろ足の付け根部分のお肉で、「うちもも」や「そともも」などに分かれます。 よく運動する部位なので、脂肪が少なく、赤身が中心のあっさりとした味わいが特徴です。 肉質は部位によってやや硬めの部分もありますが、牛肉本来のしっかりとした旨味を感じることができます。

脂肪が少ないため、ローストビーフたたきにすると、赤身の美味しさを存分に楽しめます。 火を通しすぎると硬くパサついてしまうので、表面を焼き固めたら、中はレアに仕上げるのが美味しく作るコツです。 また、薄切り肉は炒め物や煮込み料理にも向いています。煮込む場合は、時間をかけることで柔らかく仕上げることができます。

すね

すね肉は、牛のふくらはぎの部分にあたるお肉です。非常に運動量が多い部位のため、筋が多くて肉質は硬いですが、その分値段が非常に安く、家計にやさしいのが最大の魅力です。

この部位の真価は、じっくり煮込むことで発揮されます。すね肉にはコラーゲンやゼラチン質が豊富に含まれており、時間をかけて煮込むことで、これらの筋がトロトロに変化し、お肉は驚くほど柔らかくなります。 また、肉から濃厚な旨味が出汁に溶け出すため、料理に深いコクと風味を与えてくれます。 ビーフシチューカレーポトフ**などの煮込み料理には最適な部位と言えるでしょう。

ネック

ネックは、その名の通り牛の首の部分のお肉です。常に頭を支え、よく動かす部位なので、すね肉と同様に筋肉質で硬いのが特徴です。 しかし、その分、旨味成分が非常に豊富で、肉の味が濃いという長所があります。 価格も比較的安価で手に入ります。

硬い肉質を活かすには、やはり煮込み料理が最適です。じっくり煮込むことで、肉が柔らかくなると同時に、濃厚な出汁がスープに溶け出し、料理全体の味を格上げしてくれます。また、ひき肉にしてハンバーグミートソースに使うのもおすすめです。 ネックの持つ強い旨味が、料理に深みとコクをプラスしてくれます。

こま切れ・切り落とし

「こま切れ」や「切り落とし」は、特定の部位を指す名前ではありません。お肉を整形する際に出る、さまざまな部位の切れ端を集めたものです。そのため、いろいろな部位の味や食感が混ざっているのが特徴で、価格が非常に安いのが最大のメリットです。

形や大きさが不揃いなので、見た目を重視する料理には向きませんが、牛丼ハヤシライス肉じゃが野菜炒めといった、普段の家庭料理にはまさにうってつけの食材です。 焼肉のタレなどで下味をつけておけば、安いお肉でも柔らかく美味しく仕上がります。 まさに、日々の食卓の強い味方と言えるでしょう。

牛肉の部位別!特徴とおすすめ調理法早見表

牛肉にはたくさんの部位があり、それぞれに最適な調理法が存在します。ここでは、代表的な部位の特徴と、その美味しさを最大限に引き出すおすすめの調理法を一覧表にまとめました。料理の目的や好みに合わせて、ぴったりの部位を見つけるための参考にしてください。

焼肉におすすめの部位

焼肉は、部位ごとの味や食感の違いをダイレクトに楽しめる料理です。脂の旨味を堪能したいのか、赤身の味わいを楽しみたいのかで選ぶ部位が変わってきます。

部位 特徴 おすすめの食べ方
バラ(カルビ) 脂が多くジューシーで濃厚な味わい。 タレに漬け込んでご飯と一緒に。サンチュで巻いても美味しい。
ザブトン きめ細かい霜降りで、とろけるような食感。 焼きすぎず、さっと炙るように焼いて塩やワサビで。
ハラミ 赤身肉のような見た目だが実は内臓。柔らかく、あっさりしつつも濃厚な旨味。 しっかり焼いても硬くなりにくい。タレ、塩どちらも合う。
イチボ お尻の先の希少部位。赤身の旨味と脂の甘みのバランスが良い。 赤身の味を活かして、シンプルな塩コショウがおすすめ。

ステーキにおすすめの部位

特別な日のごちそうの定番、ステーキ。部位選びが美味しさの決め手になります。肉質が柔らかく、肉本来の旨味が強い部位が向いています。

部位 特徴 おすすめの焼き方・食べ方
サーロイン 「ステーキの王様」。きめ細かい肉質と脂の甘みが絶品。 厚切りにして、ミディアムレアで。肉汁を閉じ込めるように焼くのがコツ。
ヒレ 最も柔らかい部位。脂肪が少なく上品な味わい。 火を通しすぎないレアがおすすめ。バター醤油との相性も抜群。
シャトーブリアン ヒレの中心部。究極の柔らかさを誇る最高級部位。 厚切りでも驚くほど柔らかい。塩と挽きたての黒胡椒でシンプルに。
リブロース 霜降りが多く、ジューシーで濃厚な旨味。 脂の旨味を活かすため、ミディアムウェルダンまで焼いても美味しい。
ランプ 腰からお尻にかけての赤身肉。柔らかく、肉の味が濃い。 赤身の風味を活かすミディアムレアで。ガーリックソースとも好相性。

煮込み料理におすすめの部位

ビーフシチューやカレーなど、時間をかけてコトコト煮込む料理には、硬いけれど旨味の強い部位が最適です。煮込むことで、驚くほど柔らかく美味しくなります。

部位 特徴 おすすめの料理
すね 筋が多いがゼラチン質が豊富。 煮込むとトロトロになる。 ビーフシチュー、カレー、ポトフ
ネック 肉質は硬いが、非常に濃厚な旨味と出汁が出る。 赤ワイン煮込み、スープストック
筋が多いが、味は濃厚で旨味成分が豊富。 シチュー、スープ
テール 牛の尻尾。ゼラチン質が豊富で、濃厚なスープが取れる。 テールスープ、コムタン

すき焼き・しゃぶしゃぶにおすすめの部位

薄切り肉をさっと加熱していただく、すき焼きやしゃぶしゃぶ。柔らかく、脂の旨味が程よくある部位が向いています。

部位 特徴 おすすめポイント
肩ロース 霜降りと赤身のバランスが良く、牛肉らしい濃厚な味わい。 割り下やポン酢との相性が抜群で、野菜と一緒に煮込むと旨味が増す。
リブロース 肉質が良く霜降りも多い。とろけるような食感。 脂の甘みが強く、贅沢な味わいを楽しめる。特別な日のすき焼きに。
もも 脂肪が少ない赤身肉。あっさりとしていて食べやすい。 脂っこいのが苦手な方におすすめ。肉本来の味をしっかり感じられる。
バラ 脂身が多く濃厚。 濃厚な味わいが好きな方に。しゃぶしゃぶで余分な脂を落として食べるのも良い。

牛肉部位の値段と特徴を知って、もっとお肉を楽しもう

この記事では、牛肉のさまざまな部位を値段のランキング形式でご紹介し、それぞれの特徴やおすすめの調理法について解説しました。

牛肉の値段は、主に牛1頭から取れる量の「希少性」と、肉質の「柔らかさ」や「味わい」によって決まります。 シャトーブリアンやヒレのような高級部位は、取れる量が少なく非常に柔らかいため高価ですが、特別な日には格別の美味しさを提供してくれます。 一方で、すね肉やすじ肉、こま切れといった安い部位は、筋肉質で硬い傾向がありますが、旨味成分が豊富です。 煮込み料理など、調理法を工夫することで、そのポテンシャルを最大限に引き出し、絶品料理へと生まれ変わります。

部位ごとの特徴を知ることで、これからは「ステーキが食べたいからサーロインにしよう」「じっくり煮込むカレーを作るからすね肉がお得で美味しいな」というように、目的や予算に応じて最適な牛肉を選べるようになるはずです。ぜひ、次にお肉屋さんやスーパーに行った際には、今まで手に取らなかった部位にも挑戦してみてください。牛肉の奥深い世界を知れば、毎日の食事がもっと豊かで楽しいものになるでしょう。

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