海外のステーキハウスや焼肉店で、メニューを見ても「どの部位かさっぱりわからない」と困ったことはありませんか。牛肉の部位を英語で知っておくと、自分の好みにぴったりの一皿をスマートに注文できるようになります。
この記事では、牛肉の部位を英語と図解のようなわかりやすさで徹底解説します。焼肉の定番であるカルビやハラミの呼び方はもちろん、通な人が好む希少部位まで網羅しました。この記事を読み終える頃には、英語のメニューがスラスラと読み解けるようになっているはずです。
牛肉の部位を英語と図解で整理!基本の8カテゴリー
牛肉の部位を理解する第一歩は、体がどのように大きく分けられているかを知ることです。英語圏では日本よりもざっくりとした分類が一般的ですが、基本のカテゴリーを把握するだけで、味の傾向が驚くほどイメージしやすくなります。
肩周りの「Chuck(チャック)」と「Rib(リブ)」
牛の首から肩にかけての部位は「Chuck(チャック)」と呼ばれます。日本では「肩ロース」や「ネック」として親しまれている部分です。この部位はよく動かす筋肉が集まっているため、肉質がしっかりしており、濃厚な旨みが詰まっているのが特徴です。脂身と赤身のバランスが良く、焼肉でも人気の高い部位と言えるでしょう。
一方、背中の中央付近にあるのが「Rib(リブ)」、つまりリブロースです。ここはチャックに比べて運動量が少ないため、きめ細やかな霜降り(マーブリング)が入りやすいのが魅力です。ステーキの王様として知られるリブロースは、英語でも「Ribeye(リブアイ)」と呼ばれ、とろけるような食感とジューシーな脂の甘みが世界中で愛されています。
焼肉店では、このチャックとリブの境界付近から取れるお肉が「上ロース」として提供されることも多いです。英語で注文する際は、濃厚な肉感を楽しみたいならChuck、リッチな脂の旨みを堪能したいならRibと使い分けるのが正解です。
腰から背中の「Loin(ロイン)」と「Sirloin(サーロイン)」
牛の背中から腰にかけての部位は「Loin(ロイン)」と呼ばれ、牛肉の中で最も高級で柔らかい部分が集まっています。私たちがよく知る「サーロイン」は、まさにこのロインの一部です。英語では「Sirloin(サーロイン)」や、より細かく「Striploin(ストリップロイン)」と表記されることもあります。この部位は、赤身の旨みと脂の甘みの両方を兼ね備えた、まさに優等生のような部位です。
また、ロインの内側にある細長い筋肉が「Tenderloin(テンダーロイン)」、つまりヒレ肉です。一頭の牛からわずかしか取れない最高級部位で、ほとんど動かさない筋肉のため、驚くほどの柔らかさを誇ります。脂肪分が少なく、非常に上品な味わいなのが特徴です。
焼肉店で「特上ロース」として出されるお肉は、このあたりの部位であることが多いでしょう。英語のメニューで「Short Loin」や「Sirloin」の文字を見つけたら、それは柔らかくて間違いのない、贅沢な部位だと判断して間違いありません。
お尻の「Round(ラウンド)」と「Rump(ランプ)」
牛の後ろ足からお尻にかけての部位は、まとめて「Round(ラウンド)」と呼ばれます。日本語では「モモ」にあたる部分です。この部位は筋肉量が多く、脂肪が少ないため、ヘルシー志向の方に非常に人気があります。赤身が主体で噛み応えがあり、お肉本来の力強い味わいをダイレクトに感じることができます。
その中でも、お尻に近い上部の柔らかい赤身肉が「Rump(ランプ)」です。ランプは「Top Sirloin Butt(トップサーロインバット)」とも呼ばれることがあり、モモの中でも特に柔らかく、ステーキや焼肉の赤身メニューとして重宝されています。脂っこいのが苦手な方でも、ランプならお肉の旨みを存分に楽しみつつ、さっぱりと食べ進めることができるでしょう。
海外のスーパーなどでは、さらに細かく「Top Round」や「Bottom Round」と分けられることもありますが、基本的には「赤身中心のさっぱりしたお肉」と覚えておけばOKです。焼肉のシメに、赤身のランプをサッと炙って食べるのは、通の間でも人気の楽しみ方です。
【英語で覚える基本部位リスト】
・Chuck(チャック):肩・肩ロース
・Rib(リブ):リブロース
・Loin(ロイン):腰肉・サーロイン
・Tenderloin(テンダーロイン):ヒレ
・Round(ラウンド):モモ肉
焼肉の人気メニューを英語で注文!カルビやロースの呼び方
日本の焼肉文化は独自に進化しているため、メニューにある単語をそのまま直訳しても通じないことがよくあります。海外の焼肉店(Korean BBQなど)で困らないよう、おなじみのメニューが英語でどう表現されるのかを確認していきましょう。
カルビは英語で「Short Rib(ショートリブ)」
焼肉の代名詞とも言える「カルビ」ですが、実は英語には「カルビ」という部位名はありません。英語で最も近いのは「Short Rib(ショートリブ)」です。これは肋骨周辺のバラ肉を指す言葉で、脂が乗ったジューシーな味わいが特徴です。アメリカや韓国系の焼肉店では「Galbi」と表記されることも増えてきましたが、一般的な英語圏では「Short Rib」と覚えておくのが確実です。
骨が付いたままのカルビは「Bone-in Short Rib」、骨を取り除いたものは「Boneless Short Rib」と呼ばれます。また、特選カルビや上カルビのような高品質なものは「Premium Short Rib」や、カットの仕方によっては「Chuck Flap」と表現されることもあります。カルビ特有の、あの滴る脂と甘いタレの絶妙なハーモニーを楽しみたい時は、迷わずこの言葉を探しましょう。
ちなみに、肋骨と肋骨の間にある中落ちカルビは「Intercostal meat」や「Rib Fingers」と呼ばれます。指のように細長いカットが多いためこの名が付いていますが、濃厚な旨みが詰まった非常に人気の高い部位です。
ロースの正体は「Loin」や「Chuck Eye」
「ロース」という言葉も、実は和製英語のような側面があり、特定の部位を一言で指すものではありません。一般的に焼肉店で「ロース」として提供されるのは、前述した肩周りの「Chuck Eye Roll(肩ロース)」か、背中周りの「Loin(ロース)」のどちらかです。英語のメニューで赤身寄りのロースを探すなら、「Chuck Loin」や「Sirloin」という言葉に注目してください。
特に肩ロースは、赤身の中に適度なサシが入っており、焼肉に非常に適した部位です。英語では「Chuck Eye」や、きめ細かい部分は「Chuck Flap」と呼ばれ、日本のロースに近い食感を楽しむことができます。ステーキに近い厚切りで出てくる場合は「Ribeye」がロースの役割を果たすことも多いです。
「今日は脂っこいカルビよりも、お肉の質感がわかるロースが食べたいな」という時は、店員さんに「Do you have any lean loin cuts?(赤身のロース系はありますか?)」と聞いてみるのも良い方法です。部位の英語名を知っているだけで、注文の幅がグッと広がります。
タンは「Tongue」、ハラミは「Skirt Steak」
焼肉のスタートに欠かせない「タン」は、英語でもそのまま「Tongue(タン)」です。牛の舌を指す言葉なので、これは非常に覚えやすいですね。ただ、海外では日本のように薄切りで食べる文化があまり浸透していないこともあるため、注文時に「Thinly sliced(薄切り)」とリクエストすると、理想の牛タンに出会いやすくなります。タン元などの柔らかい部分は「Beef Tongue Base」と表現されることもあります。
そして、根強いファンが多い「ハラミ」ですが、これは英語で「Skirt Steak(スカートステーキ)」と呼ばれます。ハラミは横隔膜の筋肉で、見た目は赤身のようですが、分類上は内臓肉(ホルモン)に含まれます。しかし、肉質は非常に柔らかく、噛むほどに溢れる濃い肉汁が特徴です。英語の「Skirt」は、その形状がスカートのひだのように見えることから名付けられました。
また、ハラミに近い部位で「サガリ」がありますが、これは英語で「Hanging Tender(ハンギングテンダー)」と呼ばれます。ハラミよりもさらに希少で、より赤身に近いあっさりとした味わいが楽しめます。どちらも「ステーキ」と名が付くほど食べ応えがあるため、海外でも非常に高く評価されている部位です。
焼肉店のメニューには「Wagyu Short Rib」のように、和牛(Wagyu)であることを強調した表記も多いです。海外で和牛ブランドを注文する際は、この表記を探すとプレミアムな体験ができます。
知っていると通!希少部位やホルモンの英語名
基本の部位をマスターしたら、次は一頭からわずかしか取れない「希少部位」や、独特の食感がクセになる「ホルモン」の英語表現を見ていきましょう。これらを知っていると、焼肉上級者として周りから一目置かれるかもしれません。
ミスジ(Top Blade)やイチボ(Aitchbone)の表現
日本で大人気の希少部位「ミスジ」は、英語で「Top Blade(トップブレード)」や「Flat Iron Steak(フラットアイアンステーキ)」と呼ばれます。肩甲骨の内側にあるお肉で、美しい葉脈のようなサシが入るのが特徴です。英語圏でもその柔らかさと濃厚な味わいから、非常に価値の高いカットとして知られています。焼肉でミスジが出てきたら、ぜひ「Top Blade」という名前を思い出してみてください。
また、お尻の先の希少部位「イチボ」は、英語で「Aitchbone(エイチボーン)」や、カットの方法によっては「Top Sirloin Cap(トップサーロインキャップ)」と呼ばれます。ブラジルのシュラスコ料理では「Picanha(ピッカーニャ)」という名前で、一番人気の部位として君臨しています。赤身の旨みと、分厚い脂肪層の甘みが同時に楽しめる、お肉好きにはたまらない部位です。
他にも、肩ロースの芯にある「ザブトン」は、英語で「Chuck Flap(チャックフラップ)」と表現されます。英語では座布団という比喩は使いませんが、そのとろけるような食感は万国共通で「High Quality(高品質)」と称賛されています。希少部位を英語で指名買いできるようになれば、焼肉の楽しみはさらに深まるでしょう。
ホルモン(Offal)の総称と主な内臓部位
内臓系のいわゆる「ホルモン」は、英語で総称して「Offal(オッファル)」や「Variety Meats(バラエティミーツ)」、「Organ Meats(オーガンミーツ)」と呼ばれます。日本では放るもん(捨てるもの)が語源という説もありますが、英語では非常に多様な呼び方が存在します。ホルモン好きなら、まずはこの総称を覚えておくと便利です。
代表的なホルモンの英語名をいくつか挙げてみましょう。まず、コリコリした食感の「ミノ(第一胃)」は「Tripe(トライブ)」や、その形状から「Blanket Tripe」と呼ばれます。ハチの巣のような見た目の「ハチノス(第二胃)」はそのまま「Honeycomb Tripe(ハニカムトライプ)」です。これらは煮込み料理に使われることが多いですが、焼肉でも独特の歯ごたえが楽しめます。
また、プリプリとした脂が魅力の「小腸(コプチャン)」は「Small Intestine」、「大腸(シマチョウ)」は「Large Intestine」と呼ばれます。見た目がシマシマなので、日本語のシマチョウは覚えやすいですね。これらを英語で注文する際は、しっかりと焼いて脂を落とすのが美味しい食べ方です。
レバー(Liver)やハツ(Heart)などの内臓肉
鉄分が豊富で栄養満点な「レバー」は、英語でもそのまま「Liver(レバー)」です。これは非常に聞き馴染みがある単語ですね。新鮮なレバーは「Fresh Beef Liver」と呼ばれ、英語圏でもグリルやソテーにして親しまれています。焼肉では焼きすぎるとパサついてしまうため、絶妙な焼き加減を英語で伝えるスキルも重要になってきます。
次に、弾力のある食感が特徴の「ハツ(心臓)」は「Heart(ハート)」です。実は日本語の「ハツ」は、英語の「Hearts(ハーツ)」が訛って定着したものだと言われています。そう考えると、英語名の方が元祖に近いわけですね。癖が少なく、あっさりとした味わいのハツは、ホルモン初心者にもおすすめの部位です。
さらに、焼肉の出汁やスープに使われる「テール(尻尾)」は「Oxtail(オックステイル)」です。コラーゲンがたっぷりと含まれており、じっくり煮込むことで最高の旨みを引き出します。英語のメニューで「Oxtail Soup」を見かけたら、それは日本の焼肉店で定番の「コムタン」や「テグタン」のような、深いコクのあるスープだと考えて良いでしょう。
海外での注文に役立つ!肉質や焼き加減を伝える英語
部位の名前を覚えたら、次は「どのように焼いてほしいか」「どんな肉質が好みか」を英語で伝えるテクニックを身につけましょう。自分のこだわりをしっかりと伝えることで、食事の満足度は格段にアップします。
焼き加減(Doneness)の伝え方
お肉の焼き加減を尋ねられたら、基本の5段階から選ぶのが一般的です。英語では焼き加減のことを「Doneness(ダンネス)」と呼びます。店員さんから「How would you like your steak cooked?(焼き加減はどうなさいますか?)」と聞かれたら、以下の用語を使って答えましょう。
まずは「Rare(レア)」。表面を強火でサッと焼き、中心部は生の状態です。次に「Medium Rare(ミディアムレア)」、これは中心部に赤みが残りつつ、温かくなっている最もおすすめの焼き加減です。そして「Medium(ミディアム)」は中心部がピンク色、さらに火を通したのが「Medium Well(ミディアムウェル)」、完全に火を通したのが「Well Done(ウェルダン)」となります。
焼肉の場合、自分で焼くことが多いですが、お店の人が焼いてくれる高級店や海外のステーキハウスではこの指定が不可欠です。最近ではレアよりもさらに生に近い「Blue Rare(ブルーレア)」という指定をする通の人もいます。その時の気分とお肉の部位に合わせて、最適な焼き加減を選べるようになりましょう。
霜降り(Marbling)と赤身(Lean)の表現
日本人が大好きな「霜降り」を英語で表現するなら、「Marbling(マーブリング)」という言葉を使いましょう。大理石(Marble)のような模様が入っていることから、このように呼ばれます。脂が乗ったお肉が食べたい時は「It has great marbling.(見事な霜降りですね)」や「I prefer marbled beef.(脂の乗った牛が好きです)」と言えば意図が伝わります。
一方、脂肪が少ない「赤身」は「Lean(リーン)」と表現します。ダイエット中や、お肉の力強い味を楽しみたい時は「Lean meat(赤身肉)」をリクエストしましょう。英語圏では日本ほど霜降りを重視しない傾向があり、赤身の美味しさを追求する文化も根強いため、「Lean and tender(赤身だけど柔らかい)」という表現もよく使われます。
また、お肉が「柔らかい」ことは「Tender(テンダー)」、逆に「噛み応えがある」ことは「Chewy(チューイー)」と言います。「Chewy」はネガティブな意味で「硬すぎる」というニュアンスで使われることもあるので注意が必要ですが、ホルモンのような食感を説明する際には便利な単語です。
熟成肉(Aged Beef)とグレードの知識
メニューで「Dry-aged(ドライエイジド)」という言葉を見かけたら、それは「乾燥熟成肉」のことです。一定期間、専用の庫内で寝かせることで、酵素の働きによりお肉の旨みが凝縮され、独特のナッツのような香ばしい風味(ナッティ・フレーバー)が生まれます。熟成肉は普通の牛肉よりも高価ですが、その分、深みのある味わいを楽しめます。
また、お肉の格付け(グレード)についても知っておくと安心です。アメリカでは農務省(USDA)が格付けを行っており、最高ランクは「Prime(プライム)」、次いで「Choice(チョイス)」、「Select(セレクト)」と続きます。日本の「A5ランク」のような高級肉を探しているなら、まずは「USDA Prime」の表記があるものを選ぶのが無難な選択と言えるでしょう。
さらに、日本のお肉であることを示す「Wagyu」や、特定の産地名(Kobe Beefなど)が記載されていることもあります。最近ではオーストラリア産やアメリカ産の和牛種(American Wagyu)も増えており、これらは日本の和牛よりも赤身の力強さが加わった、ハイブリッドな美味しさが魅力となっています。
| 日本語 | 英語表現 | ニュアンス・補足 |
|---|---|---|
| 霜降り | Marbling | 脂が網目状に入った状態 |
| 赤身 | Lean meat | 脂肪が少ないヘルシーな部位 |
| 柔らかい | Tender | 口当たりがよく、すぐ噛み切れる |
| 熟成 | Aged | 時間をかけて旨みを引き出した状態 |
英語のメニューを読み解くための便利な単語とフレーズ
最後に、実際のメニューによく登場する調理法や味付け、そして店員さんとのやり取りに使える便利なフレーズをまとめました。これらを知っておけば、メニュー選びがもっと楽しく、スムーズになるはずです。
調理法に関する英単語(Grilled, Braisedなど)
メニューには部位名だけでなく、どのように調理されたかが書かれています。焼肉店で最も目にするのは「Grilled(グリリルド)」でしょう。これは網や鉄板で焼いたことを指します。また、炭火で焼く場合は「Charcoal-grilled(チャコールグリリルド)」と表記され、燻された香ばしい風味が約束されます。
他にも、「Braised(ブレイズド)」は「蒸し煮・煮込み」を意味し、タンシチューなどのメニューで見かけます。「Seared(シアード)」は表面を強火でサッと焼き固めた状態で、タタキのような料理によく使われます。さらに、最近人気の「Slow-cooked(スロークックド)」は低温でじっくり時間をかけて火を通したもので、驚くほどの柔らかさが特徴です。
これらの調理法を知っていると、部位の名前から想像される食感に加えて、どのような仕上がりで提供されるのかをより具体的にイメージできるようになります。例えば「Grilled Short Rib」なら定番の網焼きカルビ、「Braised Short Rib」ならカルビの柔らか煮といった具合です。
味付けに関する表現(Seasoned, Marinated)
日本の焼肉では「タレ」か「塩」を選びますが、英語圏でも味付けの表記は重要です。お肉がタレに漬け込まれている場合は「Marinated(マリネイティッド)」や「Seasoned(シーズンド)」と書かれています。韓国風の甘辛いタレなら「Sweet and savory marinade」といった説明が添えられることもあります。
一方で、お肉の素材の味を活かした塩味は「Salt and pepper」や、シンプルに「Shio」と表記されることも増えています。海外ではタレの味が濃すぎてお肉の味がわからなくなるのを嫌い、あえて「Dipping sauce on the side(タレは別添えで)」とリクエストする人もいます。
また、ピリ辛な味付けは「Spicy(スパイシー)」、ニンニクが効いている場合は「Garlicky(ガーリッキー)」と表現されます。メニューに「Glazed(グレイズド)」とあれば、焼いている途中にタレを塗り重ねてツヤを出した、照り焼きのような仕上がりを指します。自分の好みの味付けをこれらの単語から読み取りましょう。
店員さんに希望を伝える時の実用フレーズ
部位や焼き加減が決まったら、実際に注文してみましょう。最も使いやすいのは「I’ll have the (部位名), please.」というフレーズです。より丁寧にするなら「Could I have the…」を使うのも良いでしょう。店員さんにおすすめを聞きたい時は「What’s your recommendation for today?(今日のおすすめは何ですか?)」と尋ねてみてください。
また、「このお肉はどの部位ですか?」と聞きたい時は「What part of the beef is this?」と言えば教えてくれます。さらに、脂身が少ない方がいい場合は「I’d like something lean.」、逆に脂が乗っているものがいいなら「I’m looking for something with more marbling.」とはっきりと希望を伝えることが大切です。
お会計の際や、網を替えてほしい時(Can you change the grill, please?)など、ちょっとしたコミュニケーションが取れるようになると、海外の焼肉店でもリラックスして食事を楽しめます。英語は完璧である必要はありません。部位の名前を指差しながら、これらのフレーズを添えるだけで、お店の人との距離がグッと縮まるはずです。
【注文で使える便利フレーズ】
・I’ll have the short rib, please.(カルビをください)
・How thick are the slices?(お肉の厚みはどのくらいですか?)
・Which cut is the most tender?(一番柔らかい部位はどれですか?)
・Sauce on the side, please.(タレは別でお願いします)
牛肉の部位と英語に関する知識のまとめ
牛肉の部位を英語で理解することは、単に言葉を覚えるだけでなく、世界中の美食をより深く楽しむための強力な武器になります。今回の記事では、基本的な8つのカテゴリーから、焼肉で大人気のカルビ(Short Rib)やハラミ(Skirt Steak)、さらにはミスジ(Top Blade)などの希少部位まで、英語と図解的な解説を交えてご紹介しました。
特に重要なポイントを振り返ると、まずはChuck(肩)、Rib(肋骨)、Loin(腰)、Round(モモ)という大きな分類を意識することです。その上で、霜降りが欲しい時は「Marbling」、さっぱり食べたい時は「Lean」というキーワードを使いこなせれば、注文での失敗はほとんどなくなるでしょう。ホルモン(Offal)の英語名も、ハツ(Heart)やレバー(Liver)など、日本語の由来と合わせて覚えると意外に簡単です。
次に海外で牛肉を食べる機会があったら、ぜひこの記事の内容を思い出してメニューを眺めてみてください。自分の知識で部位を選び、好みの焼き加減を伝え、最高の状態で提供された一皿を口にする。その瞬間、お肉の美味しさはこれまで以上に輝きを増すに違いありません。牛肉の部位と英語の知識を味方につけて、最高の焼肉ライフを満喫してください。



